乳がんと、その後の日々のこと。
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石巻ボランティア④ 料亭オープン支援
2011年12月26日 (月) | 編集 |
17日~19日 喜八櫓オープン支援

【17日(土)】
夜行バスが着いた初日、準備を終えてラジオ体操が終わると
その日の作業が発表されます

ちい達は、料亭のオープン準備!

現地に長く滞在しているボランティアが、引率してくれます

事前の説明では

「石巻中央で被災した割烹料亭が、津波の来ない山奥の古民家を
買い取った。3月のオープンを目指しているのでその準備のお手伝い。
山奥だけに陽が11時から15時位までしか当たらないからちょっと寒い。」

との事。
ちいは鎌倉あたりの古民家再生、劇的ナントカみたいなものを想像し
どんな上品な場所で静々とお片付けするのかと思いきや…

着いてみたら、アレ???
kihachiroワイルド…
石巻では大工さんが圧倒的に不足しているとの事で
料理長 兼 社長さんが、まるで家作りの職人かのように
木を切ったり、ショベルカーを動かしたりしています

何でもできるオトコってカッコイイ~

この日のミッションは、机となる一枚板と
その足となる切り株のヤスリがけ
kihachi2
社長はとてもとても、こだわりの強い人で
目指すクオリティが半端なく高い

この机も、1日中やする作業を10日間位やらないといけないそう

サンダーの使い方を教わり、ひたすら木と向かい合います
黙々と、淡々と…修行僧のように精神統一されていきます

力作業ではないため、山間の寒さが堪えます
鉄の入った長靴が足先を大いに冷やしてくれます

途中のトイレ休憩では、手先がかじかみすぎてジーパンのボタンを
一人であけることができず、急いで外に出て
同じグループの20代女子に、前を開けてもらいました

「初めての経験です!」と言われました…そうでしょう、ごめんよ

お弁当の後、午後の作業に戻る前
社長がトンカチとカンナをカンカンしていたので見学してたら
「やってみっか?」と言われたので
若干やすりに疲れていたちいはふたつ返事でカンナ作業を引き継ぎました

3時半ごろ作業を終えて、全焼全壊地区の門脇へ
kadonowak門脇小学校
まずは皆で手を合わせます

ここでは裏の高台に生徒が逃げたので、犠牲者は出なかったそう
このまわりには、なんというか…
なにも、ありませんでした

すでに震災から9ヶ月が経過し、街の瓦礫などは撤去されています
そう、ところどころ倒壊のあとはあったり、地盤沈下は見受けられても
石巻はびっくりする位、キレイといえばキレイなんです

でも、その何もない更地は、実は住宅が密集していたそうで
要は、ちいが見てるのは全てが飲み込まれ、流された、その跡なんですよね…

足元を良く見ると、やかんとかお茶碗とか、CDや写真といった
家の中のものが散乱していました
ここに住んでいた皆さんの、日常が奪われたことをリアルに感じた瞬間でした

5時前にカスカへ帰宅
トイレ掃除担当班のちい達は
宿舎内のトイレと外の仮設トイレを掃除

夜ごはんはマーボー丼?のようなものを頂き
津波の被害やピースボートの活動を紹介するDVD上映会

しかし前の晩のバス睡眠から一睡もしておらず
加えて体が芯から冷え切ってだいぶ疲労していたため
ウツラウツラと寝てしまいました…

グッタリしすぎてシャワーを浴びる気にもなれず
22時、消灯
初めての寝袋で不安だったけど
どうにか寝れたし、毛布を数枚借りれたので寒さもしのげました

以下、長くなるので追記します

【18日(日)】
朝、ホワイトボードにその日の予定が書かれているので早速チェック
ほほう、本日も喜八櫓か!

歯磨きは外でしないといけない決まりなので
感覚が無くなるほどの冷水にて歯磨きと、洗顔

カロリーメイトを放り込み、ラジオ体操

今日は短期の班と一緒に、2班体制
というわけで、やすりは初めての短期組にお譲りし

ちいはこの唐箕のニス塗り!担当に
kihachi3

ふでの洗い方、上手な塗り方、ニスの保管の注意点などを
ユカイな社長に教えていただきました
こちらは、お店の展示品として使うそうです

一人ポツーンの作業でしたが、近くで作業していた地元の職人さんが
KARAの最新アルバムをずっと流していたので
一人であることを逆手にとり、フンフン歌いながら作業しました

それにしても、ボランティア=肉体労働と思っていましたが
結構クリエイティブ系というか、文科系の作業が続きます

1度塗りが終わったので、午後は駐車スペースの整地をしました
kihachiro4

肉体労働だと、寒さも和らぎます

この日は作業後、北上川下流の大川小学校へ
こちらは生徒の7割が津波の犠牲になったところ
メディアでも良く取り上げられています

裏に山もあるのですが、なぜか、川にかかる橋の方へ逃げて
被害が大きくなってしまったようです

まわりは門脇と同じく、何も残っていませんでした
時々、むき出しの鉄骨が見えるくらい
okawa2

風が本当に強くて、足がすくむような思いでした
okawa
写真をとるかどうか、迷いましたけれど、
伝える手段、そして私自身が忘れないために収めさせて頂きました

夜、メンバーと共有スペースのストーブを囲み
ここに来たきっかけなどをマッタリと語り合いました
寝食を共にし、同じ作業を続けることで、皆に連帯感が芽生えてきました

【19日(月)】
1週間いると、その間に何度も短期のメンバーの往来があります
朝5時50分位になると、ワッサワッサ人がやって来て全体説明だ
寝床確保だ、フル装備準備だ~と始まるので、目覚ましいらずです(笑)

さて、なんと3日連続で、今日も喜八櫓!

私はニス塗りは昨日やったので遠慮するかな~と思っていたのですが
社長と「あ、昨日のニスのお姉ちゃん」てな感じで目が合って
ニスの2度目塗り担当に!!!

この日のBGMは、EXILEでした。職人さん、ありがとう。
いざ作業しだすと、A型の細かいこだわりが自分なりに生まれてきてしまい
その理想に、技術が追いついて行かない事に勝手に葛藤しました
kihachi5でもだいぶ良い色になった♪

他のメンバーは、竹をひたすら切る作業などをしたようでした

お昼休みに、社長が、古民家の土壁からでてきたという
新聞を見せてくれました
明治時代のものもあって興味深く…古民家の歴史を感じさせるものでした

hiropon普通に売られてる 笑
倦怠感・憂鬱をとるって

seibyo学生の5割が性病??
目を皿のようにして驚く文部省…?
学生の局部を厳重に検査する…??

まーなんてこと!!!

この日、お役所の視察団みたいな方々がやって来て
社長とナンヤカンヤやっていました
土地の取得関係で、色々面倒なことがあるようです

視察が終わってほっとした様子の社長が
私たちに「本当にありがとう」と感謝の気持ちを
伝えてくださいました

一人一人、握手して
ちいの番が来た時には
「ご主人大事に。あなたは家庭を空けてまで来てくれてるんだから」と

いやぁ社長!私、インチキ専業主婦だから!

いつも冗談ばかり言って、楽しい社長さんも、
震災のことを思って時々塞ぎ込んでしまうとのこと
こうして毎日、必死に動くことでどうにか自分を保っていると

そんな中で人への気遣いを忘れない、さすがです、社長!

3月に無事にオープンできた暁には絶対に伺いたいと思います

店の外で唐箕を愛で、皆で必死にやすった机で
美味しい地のものをいただくんだ!
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